『東興のくるまえび』の最大の特長はバランス。
エビの5大要素とされる、味・身質・色・活力・成長を、
極めて高い次元で満たす。

臭みがなく、エビらしさが際立つ濃厚な旨味。
筋肉質で、程よい弾力。
身の透明感と張り、目に鮮やかな色彩。
丸々と成長した、生命力あふれる身質。

塩焼では芳醇な香りと強い甘みを、
天ぷらでは、味、身のハリを、
寿司ではシャリとの一体感を、楽しめる。
死角のない品質こそ、『東興のくるまえび』。

『東興のくるまえび』の養殖。
それは環境からつくりあげる農業のような養殖。

エビは変化を嫌うため、毎日、養殖用の池に潜り、
成長過程、時期、天気、気温、池の状況を見極める。
エビだけではなく、
共生するプランクトンなどにも配慮。
池全体を一つの生き物として捉え、
バランスを保っていく。

養殖用の池は、砕石、土木部門を持つ東興産業の
上質な石、砂と、高い土木技術から造られた。
水捌けがよいため、
出荷後に池を干すと、池底の砂はしっかり乾く。
攪拌、空気を入れれば、自然の力だけで砂は回復する。
この豊饒な砂から、また上質なエビが育っていく。

毎年、いや毎日変わる環境の中で、
エビには、つつがなく丈夫に育ってほしい。
エビを育てる池と、そこに共生する生物たちは、
いつまでも、健全な環境を維持してほしい。

日本一という目標を目指して、
一緒にエビを育てる仲間には、
毎日やりがいを持って楽しく仕事をしてほしい。
品質に徹底的にこだわる卸人とは、
パートナーとして、ときにライバルとして、
互いに切磋琢磨しながら、
最高のエビという目標を追いかけたい。

そしてもちろん、
心から美味しいと思えるエビを食べていただき、
多くの人にしあわせになってほしい。
——それが、『東興のくるまえび』を育てる東興産業の想い。